アデレード暮らし

2001年から南オーストラリア州のアデレードで暮らし始めた私の記録

大学申込要項「SATACガイド」をもらってきた

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大学・専門学校申込要項 2022年版

 

娘が大学の申し込みに必要なガイドブック、日本でいうところの入試要項?受験案内?をもらってきました。

おおお、ついに始まったか、というのが正直な感想です。

各大学にそれぞれ申し込むのではなく、SATACという大学入試センターのような機関のオンラインサイトに第6志望まで入力することが出来ます。そして、12月になると自分の持ち点(ATAR)が計算されて、第一回目の合格発表があります。今年の発表は12月21日だそうです。Emailで17時までに届きます。ここで第一志望に受かればそのまま入学手続きに。連絡が来なかったり、志望する学科ではなかった場合には、1月に行われる2回目の合格発表を待ちます。

9月30日までに申し込みと支払いを済ませるとお値打ち($45)で、それを過ぎると一気に$185に値上がりします。志望先は合計6つ入力出来ますが、1つでも6つでも申込料は一律です。申し込みの最終締め切りが早いところもあります。例えばアデレード大学の医学部系は締め切りが9月30日だそうです。気になる人はこのガイドブックで確認するといいでしょう。

州外の大学に申し込む場合は、その州の大学入試センターに申し込みます。

メルボルンならVTAC、シドニーならUACといった具合です。それぞれの州で6志望まで入力出来ます。わが娘は州内だけなので、SATACだけ気にしていればいいということになります。

志望先を入力する際に重要なのは、行きたい順に入力するということ。コンピューターが第一志望から判定していき、第一志望が受かるとその時点で判定を終了するので、本当に行きたい学部を2つめ以降に入力してしまうと、コンピューターが判定してくれない、ということが起きてしまうのです。ですから第一志望は「第一志望」として入力する、ということが重要になります。

合否の判定は、ATARの点数で判断されるのですが、このガイドブックには、これ以上取っておけば大丈夫、というATARの数値(Guaranteed Entry)も載っているので、ある程度合否の判定が自分でもすることが出来ます。また、UniSA(南オーストラリア大学)に関しては、コロナの影響だからだと思われるのですが、「12年生の成績で判定」(Year 12 Grade - Guaranteed Entry)なるものも載っていて、これは長女の時にはなかった情報なので一体なんなのかと思って調べてみたら、ATARを50点以上とった上で、12年生の3科目(20-credit Stage 2 TAS subjects限定)の成績で判断してくれるという制度でした。きっと去年から出来たんだろうなあ。例えば3Aと書いてあれば、12年生の科目でAを3こ取ったら合格、といった具合だそうです。娘はそれを見てものすごく安堵しておりました。(そんなことで入った後大丈夫なのか?)

娘の場合、進路がかなり限られているので、第6志望まで入力出来ないかな。この週末に申し込みと支払いを終えたいと思います。