アデレード暮らし

2001年から南オーストラリア州のアデレードで暮らし始めた私の記録

日本で焙煎されたコーヒーを見つけて一人興奮している

先週スーパーで一人用ドリップコーヒーを見つけて一人感動し、

とうとうアデレードにも一人用ドリップコーヒーが - アデレード暮らし

自宅用にも買っておこうと再びコーヒーの棚へ行ったら別の一人用ドリップコーヒーを見つけてしまい、「おおおおお!なんと!べつのメーカーもあるではないか!これは比較する上でも買わなければ!」と買ってきた。 

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近所のスーパーで売っている2社のドリップパックコーヒー(Robert TimmsとWill&Co)

さっそくWil&Coのグアテマラから飲んでみた。入れ方は先日こちらの中の動画で勉強させていただいたので、それに近い方法で入れてみた。

diamond.jp

そして興奮してしまった。この、奥で感じるお湯の味(うまく説明出来ませんが、おいしくないといっているのではありません。)、日本のコーヒーみたい。

オーストラリアのコーヒーはエスプレッソ系なので、日本のコーヒーと比べると大変濃いのです。味全体がコーヒー。最初から最後までコーヒーの味がするのです。

日本のコーヒーは、単語がわかりませんが、オーストラリアのと比べると薄いのです。口に含んだ瞬間はコーヒーの味がするけれど、最後にチラッとお湯の味がすることが多いのです。(再度言いますが、おいしくないと言っているのではありませんし、主観です。)

私はコーヒーが好きで一日10杯くらい飲んでいたのですが、オーストラリアではなかなか「これだ」というコーヒーに出会えないでいました。イタリアンローストやフレンチローストは避けて、ミディアムローストと表示されているもの(あまり無い)を探しては買い、入れてみるのですが、やっぱりなんか違う。やっぱり濃い。濃いから牛乳を入れてしまうのだけれど、そうすると10杯なんて飲めません。なんでだろう?なんでだろう?日本と同じようにドリップ式で入れているのに、何が違うんだろう?と思いながら何年か過ごすうちに気が付いたのが、ダブルロースト。コーヒーのパッケージとか、コーヒー屋さんの豆の説明欄でこのダブルローストって単語を当たり前のように目にするのですが、これが日本と違うんじゃないか?そうだ、そうに違いない、と自分の中で結論付け、日本のようなコーヒーを求めることを止めました。その代わり、日本に帰国するたびにドリップパックコーヒーを買ってくるようになりました。

そんなわけで、我が家にはオーストラリアで購入できるコーヒーと日本から持ち込んだコーヒーの二種類があるのですが、コロナの影響で日本に行けない(泣)夫も日本から帰省できない(泣)日本のコーヒーは減るばかり(大泣)昨年、ついに最後の一袋になって、もったいなくて飲めなくて、そのうち期限も切れて(11/25)、それでもずっと大切に、時折眺めながら、きっとまだ飲める、いつか飲む、と心の中でつぶやいてきました。

日本のコーヒーが飲めなくなって1年ほど経ち、すっかりこちらのエスプレッソ系に慣れてきていたところに今回のこれです。

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Will&Co グアテマラ・ドリーミング

なんか懐かしい感じ。と気になって箱を隅から隅まで読んでみると、

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日本で焙煎と書いてある

うぉぉぉぉ~~~~!!!ローステッド イン ジャパンって書いてある!これ、日本のコーヒーなんじゃない?そういう意味なんじゃない?うぉぉぉぉ~~~~!!!そういうことにしておこう!

久しぶりに興奮しました。

今では一日一杯と決めているコーヒーですが、我慢できなくてタンザニア・ハニーの方も入れてしまいました。タンザニアの方が気に入ったので、翌日スーパーに戻って大人買いしてしまいました。一人ニヤニヤが止まりません。