アデレード暮らし

2001年から南オーストラリア州のアデレードで暮らし始めた私の記録

ファイザー1回目を打ってきた

新型コロナの予防接種。人それぞれ事情がある。私にも事情はある。情報を集め、自分の中で1つずつ納得して、どうにか納得したタイミングで予約を入れ、接種後に自身に起きるかもしれない色んな状態を想定し、その日に備える。

ちょこっとだけ過去の思い出を断捨離して、家の中を掃除して、片付けて、ベッドメイキングして、スポーツドリンクを冷蔵庫に準備して、抗ヒスタミン剤も買って、薬箱にパナドールがあることを確認して、バスカードも一応持って、車に乗り込んだ。私の予約時間は9:20am。

私が予約したのは大きな接種会場ではなく一般の診療所。理由はそこが一番近くて最悪徒歩でも帰って来られると思ったから。

あまり早く来るなという指示だったので、駐車場で時間を潰し、5分前に受付へ行った。問診票はすでにオンラインで提出済みだったので、待合室で順番が来るまでただ待った。

すぐに看護師さんに呼ばれ、一般的な副反応は発熱だとか倦怠感とか接種箇所の痛みだから、辛かったらパナドール飲んでね、と言われた。

「どっちの腕にする?」「あ、左で。」

そして、え?何その量、少なっ、あれ?消毒したっけ?と思っている間に看護師さんは肩にチュッと注射針を刺して接種完了した。

「15分待った後に帰って良いですよ。ではまた3週間後ね。」

携帯電話で15分タイマーをかけ、ニュースを読みながら過ごし、受付の人にさよなら〜と挨拶をして車に戻り、普通に運転して帰宅したのが10am。あっけなかったな〜。

3:15pmの娘のお迎えにも問題なく行けた。副反応らしいものといえば、接種箇所が腫れて、触ると痛いくらい。

夜になって、何かの拍子に接種した方の腕を伸ばしたら、肩から肘にかけて溜まっていたであろう何かが手首に向かってブワーっと一気に流れ、腕全体に痛みが走り、「いった〜い!(痛い)」と声が出てしまった。近くに座っていた娘が顔を上げて一言、「ふーん。」まもなく痛みのことは忘れた。3時間後くらいにも同じようなことがあって、同じように「いった〜い!(痛い)」と声が出たけれど、誰もいなかった。

その他で気になったことと言えば、少しだけ発疹が出た。私の場合、体が弱ると皮膚に出るから、きっとそれだ。接種した方の手の甲に小さな小さな発疹が10個ほど。無意識に掻いていたみたいで、気づいたら傷になっていた。接種箇所の近くにも2個発疹があった。こちらはちょっと大きくて2㎜位で痛い。赤くてニキビみたい。ワクチンと関係あるのかどうかわからないけれど、左手の甲に湿疹が出た記憶がないので、ワクチンのせいじゃないかと思う。いずれにしても大したことはない。

接種した翌日に発熱する人も多いと聞いていたので、とりあえず安心するのは明日にしよう、と思った。

あ、明日はお昼に美容院の予約が入っていたんだった。娘に、「もしお母さんが熱で行けなかったら、代わりに美容院行って来て。」と伝えたら、「私が代わりに髪の毛切るの?なんで?あははは。」と笑われた。でも、行ってくれる様子だった。だってキャンセルするの悪いじゃん。