アデレード暮らし

2001年から南オーストラリア州のアデレードで暮らし始めた私の記録

私が子供に教えてあげられるのは日本語

せっかくそういう状況にいるんだから、自分の子供がバイリンガルになったらいいだろうな、
という理由から、バイリンガル育児を意識して生活していますが、
 
8歳の時点でバイリンガルだった長女と、
5歳の時点で日本語も英語も確立していなかった次女を連れて、
日本に一年間滞在しました。
 
その結果、2人の日本語は飛躍的に伸びました。
 
その後、子供たちがアデレードに帰って来て1年半が過ぎようとしています。
ついつい日常の忙しさにかまけて、バイリンガル育児なるものの手を抜いてしまいます。そんな自分を律するためにも、読書は効果的ですね。
 
最近、市川力さん著の「英語を子供に教えるな」を読んで、いろんなことを思い出しました。
バイリンガルであり続けることがいかに大変なことかを思い出させてくれる一冊でした。
 
言葉と言うのは使わないと忘れるんです。
何歳になっても忘れるものは忘れるのです。
だから、私もヤバイ!
自分の日本語がヤバイ!
 
私はバイリンガルではありません。
私の母国語は日本語で、日本語ならば何が来ても大丈夫です。(ということにさせてください)
 
外国語として、英語をなんとか日常会話程度話します。聞くことは話すことよりも出来ると思います。書くことは大学生レベルのレポートなら書けます。一番出来ることと言えば読むことで、現代語の英語なら、なんとか、何でも、辞書を片手に読みます。
 
こんな私が子供に英語を教えることなんぞ出来ません。
ですから、子供たちの英語に関しては、初歩的な文法や単語くらいはサポートしていますが一貫して外の世界に任せています。
 
その代わり、日本語をしっかり教えてあげなければ!という意識は強いです。
 
それなのに、自分の日本語力を保つ努力をしていません。
これではいけません。
 
私が子供に教えてあげられるのは日本語です。
その日本語がおかしくなっては困ります。
 
そんなわけで、頑張って読書を続け、ブログも更新したいと思います。
(今日のブログを書くのに1時間・・・ 書くことって難しい。)