4月16日（水）（４日目＜バロン＆レゴンダンス＞／１２日間）Ubud
王宮横のステージでレゴン・ダンス＆バロン・ダンスを見てきた。１人80,000ルピア（800円）。
レゴン・ダンスは女性舞踊。
バロン・ダンスはライオンのような聖獣バロンの踊り。（ようするに獅子舞だと思う。）
今回もケチャダンス同様、踊りの要約をもらった。これなしでは意味不明で面白さ半減。
バロン・ダンス、レゴン・ダンス「スンダ・ウパスンダ」物語より
演奏・舞踊：スク・パンチャ・アルタ １９：３０－２０：３０
１． 序曲（ガムラン演奏）
（久しぶりに聴いたガムラン音楽。バリだわね～～。）
２． レゴン・クラトン
レゴン・クラトンは、１３世紀ごろの恋愛物語をもとに作られた踊りです。最初に女官が登場します。そのあと、二人のラッサム王子とランケサリ姫が加わります。
森で迷ったランケサリ姫に一目ぼれしたラッサム王子は、姫を幽閉し、何度も求愛しますが、婚約者がいる姫は決して受け入れてくれません。婚約者のカフリパン王子が姫を助けるために、ラッサム王子の国へ向かっていることをしったラッサム王子はカフリパン王子と戦うために出陣します。途中、不吉を暗示するカラスが現れ、ラッサム王子の行く手をふさぎますが、ラッサム王子はこのカラスを追い払い、戦場へと向かっていきます。自分が死ぬ運命にあることも知らずに・・・
（という物語だそうです。）
３． バロン・ダンス
バロンは力と善を象徴する聖獣です。バロン・ダンスは、バロンを形作る衣装の中に入った二人の男性によって踊られます。超自然の化身でもあるバロンは、多くの場合サルを伴っています。そのバロンとサルのダンスです。
（バロン大きい～。）
４． 舞踊劇（スンダ・ウパスンダ）
＜序幕＞スンダとウパスンダという二人の兄弟王がいました。二人は、最強の巨人ドゥナワの子孫でした。ある時、二人は、この世のすべてを治める力を求めて、ジャンパドウィパ山頂で非常に克服が困難な瞑想に励み、ついにはサンヒャン・パスパティ神によって、この世を治める力と不死身の力を与えられました。二人はこの力を得た途端、神々の住む天国をも征服しようとたくらみ始めました。
＜１幕＞天国では、神々の王インドラを中心に、スンダとウパスンダの天国征服の策略について話し合いが持たれていました。そして、インドラは美しい女神ニラタマを地上に送り、スンダとウパスンダの二人を誘惑させることを計画します。
＜２幕＞天国の園では、女神ニラタマと妖精達が神々の王インドラから与えられた役目について準備を行います。スンダとウパスンダの瞑想中に二人を誘惑する、という役目です。
＜３幕＞スンダとウパスンダは家来たちを伴って瞑想をしています。長い瞑想も終わりに近づいた頃、ニラタマを先頭に妖精達が現れます。妖精達は家来達を誘惑することに成功しますが、どうしてもスンダとウパスンダを誘惑することは出来ません。そこで、ニラタマは、彼女自身の魔力を使って二人がニラタマを激しく恋するようにしむけます。そして二人はニラタマを巡って激しく争い始めました。
＜４幕＞スンダとウパスンダの戦いはすさまじく、彼らは魔法を使って怪物に変身します。しかし、二人は兄弟であり、その力は等しく、戦いに決着はつきません。彼らはついに己の力をすべて使い果たし、極度の疲労によって戦いは終わります。その後、ニラタマの魔術から解放されますが、無謀な戦いに失望した二人は、最終的に天国を征服することをも諦めました。
（豪華でした。）
衣装は綺麗だし、踊りも綺麗だし、音楽面白いし、バリに来たら絶対見なきゃ。
バロン・ダンス
レゴン・ダンス
ケチャ・ダンス
全部おすすめ。
ダンスの会場―ホテル間は、ホテルの車が送迎をしてくれた。
観客が一斉に帰路につく。周りはお迎えの車、バス、ガイドさん、観客でごった返している。
さらには、周辺のレストラン客、通りすがりの人たちも加わって、いったいどこに自分たちのお迎えがいるのか、まったくわからない。「ここで待ってます！」と言われた場所にとまっている車も全部同じように見える。こういう時にピンクとか黄色の車はすぐ見つかって便利よね。
どれだろうねえ？？まだ来てないのかなあ？とウロウロしていると、次女が「いた！」と叫ぶ。ほんと、次女の記憶力と発見力はこういう時に便利だわ。普段から「ミッケ！」とか「ウォーリーを探せ！」で鍛えているだけあるわ。こっちは運転手さんの顔でさえおぼろげだっていうのに。
さて、ホテルに戻ったのは9時。
まだ夕食を食べていない。今夜はホテル近くのワルンへ行ってみよう。
子供はチキンナゲット。ソースはスイートチリなのね・・・ケチャップください。
大人はナシ・チャンプル♪ボリュームたっぷり。
帰りはサークルKでアイスクリームを買って帰った。
