飲んでいる物の容器に10Cと書いてあったら、それは、それを購入した州にあるリサイクルセンターへ持ち込めば10セント返金しますよ、という意味。販売価格に10セント上乗せしてあるからそれを返金してくれるということ。
だから、うちではリサイクル用のごみ箱に捨てないで、キャップをはずし、すすいで乾かしてから、ある程度の量になるまで自宅で保管して、リサイクルセンターへ持って行く。
毎回10-15ドルくらいになるのだけれど、今回はなんと35ドルにもなった。これは新記録。なんだか得した気分になった。ただ単に返金してもらっているだけなんだけど。ヤクルトがいい仕事をした。スモールプラスチックというのはヤクルトのことだ。132本も飲んだのか。
ワインボトルや蒸留酒のボトルは返金の対象外だけれど、我が家が行くリサイクルセンターでは、持っていけば1セント返金してくれる。でも1セントコインなんてないから、最低でも5本持って行かないとコインには化けない。家庭用のリサイクル用ごみ箱に入れるよりもリサイクルされる確率が上がりそうだから持って行っている。なにしろ家庭用のリサイクル用ごみ箱は分別せずに入れるから、ちゃんとリサイクルされているのかよくわからない。今回は1本だけみたいだったけど、もっと入っていたような気もする。そのあたりは深く追求しない。
この返金してくれる仕組み、南オーストラリア州では1977年に導入された。他州で導入されていないのはタスマニア州とビクトリア州だけになったけれど、これらの州も2023年までに導入が決まっている。