ついに国境が開く。NSW州のワクチン2回接種率が80%に到達したことを受け、11月1日から、NSW州に到着する「帰国者」数の上限が撤廃される。条件を満たせば、14日間の強制隔離が回避できる。
条件というのは、Covid19検査の陰性証明(出発72時間前までに提出)と豪政府承認のワクチン2回接種証明(医療的理由で接種が受けられない人や12歳未満の子供は除外)。
これによって、NSW州の居住者は海外へ出ることも出来るし、戻ってきても隔離しなくていい、ということになる。今のところ、該当する便は、ロンドン便とロサンゼルス便のようだ。
けれども、これはNSW州限定。他州はまだ80%に到達していないし、拒否反応もある。
ということで、SAに戻ってきたいウチの旦那みたいな人にとっては、一歩前進であることに間違いはないけど、年末に帰省出来るかどうかは不透明。現在NSW州とSA州の州境は閉ざされている。
タスマニアは現在3日間のロックダウン中。
メルボルンは毎日2000人を超える陽性反応。
SA州ではトラックドライバーの感染が、ポツポツと報告され続けている。
州首相は開けたがっているし、州警察も開ける方向で動いているけれど、州保健省は慎重。いままで足並みがそろっていた3者に乱れが出てきている。