骨か生まれるか。
発音の話である。
先日、6歳の娘の発音はネイティブだということになり、BornとBoneを言い分けてみよ、と言ったところ、ちゃんと言えた。
Perfect!(完璧!)と褒められた娘。
私も言ってみた。ボ~ン。ブォ~ン。
両方ともBorn(生まれる)だ。と言われた。
娘がお腹を抱えて笑っている。
くやし~い!
いつかこういう日が来ると思っていたが、もう来てしまったか。
それ以来、「おかあさん、言ってみて!」と骨と生まれるを言わされる。
「ボーン」
「それは生まれるだよ。」
「ぼ~ん」
「それもうまれるだよ。」
「ブォ~ン」
「あはははははは!!!!!」
「ボォ~ン」
「うひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
腹を抱えて笑っている。
ちくしょ~~~~!!!
そんなことが3週間ばかり続いたか。
今日も
「ボーン」
「ブォ~ン」
「ボ~~~~~ン」
と一生懸命言ってみたものの、相変わらず大笑いされる。
ところが、
「ボゥン」
と偶然言ってしまったところ、娘がビックリした顔で、
「!!ん?もう一回言ってみて」
「ボゥン」
「うん、あってる。それは骨だ。」
というではないか!
なんと!
言えた言えた!骨って言えた!
と喜んだのもつかの間、「うん、あってる」と言った娘に、またしても負けた・・・と思った。
違いがわかっている・・・
はぁ・・・
一年前は英語なんて全然話せなくて、学校でもキャッキャと笑うことしか出来なかったくせに!!
お姉ちゃんがお母さんの発音を聞いて大笑いしている横で、妹もいい気になって「ブ~ン」「ブ~ン」と笑っている。(ブーンじゃなくてボーンだってば)
そのうち この子にも「おかあさん、発音 変!」と笑われるに違いない。