アデレード暮らし

2001年から南オーストラリア州のアデレードで暮らし始めた私の記録

マグロと一緒に泳げたのか?

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さて、実際の6日目。

夜中の1時、ザァーっという大きな音で目が覚めました。
!雨だ!
雨かあ・・・
雨はそれからずっと降り続き、朝になっても雨でした。
しかも、小雨とか霧雨とか、降ったりやんだりでもなく、ちゃんとした雨でした。

空が曇っていると、海もにごっている。
風はそんなにない、でも波は結構ある。

それでもツアーはありますよ。
もしかして泳ぐかもしれないから、と準備をして、
ザーザー雨の降る中、待ち合い場所へ行きました。
ズァ~~~~
雨は降り続けます

さて、船が来ました。
乗船です。

船に乗りたかった次女はルンルンです。
乗り物に弱い長女はちょっと心配そうです。

20分ほど船は走りました。
波がバッチャンバッチャン。
船が飛んでいます。
ジェットコースターみたい。

ひょえー

マグロがいる場所へ着きました。
パンフレットどおりの場所です。

晴れていたらなあ。

急いで船から水中観察エリアへ移動します。
そして撮ったのがこの写真。
実際にはもう少しまともに見えたのですが・・・

おおお、マグロが泳いでるねえ!

と、ここまでは調子が良かったのですが、
5分後、
酔いました。

目を開けているとドンドン具合が悪くなるので、船に戻って目をつむって耐えました。長女も同じです。
二人で「はやく帰りたいなあ」と心の中で思いながらも、耐えました。

目を閉じていたのでいったい何が起きているのか実際には見えません。それでも耳は元気です。耳をダンボのようにして外の様子をうかがっていました。

この雨の中、泳ぐ人たちがいました。ヨーロッパからの観光客です。
ウェットスーツに着替えてマグロと一緒に泳ごう!を実行していました。
信じられません。水温も低いだろうに・・・
水からあがったら凍えちゃうよお・・・

ダンナも「信じられない。自分には出来ん。」と泳ぐことは諦めていました。しかも私も長女もダウンしているのですから、元気な次女をおいて一人泳ぐわけにもいきません。

それにしても、次女。元気でした。
ウッキャッキャッキャと大はしゃぎでした。
なぜゆえにあなたは酔わないの~?

長い長い時間が経って、水に入った人たちが上がってきて着替えました。
チラッと横の人を見たのですが、鳥肌ひとつ立っていません。信じられない・・・
体温がどれだけ私と違うんだろうなあ・・・?謎でした。

皆が落ち着くと、マグロの刺身ターイム!
係りの人がお刺身を持ってまわっているのがわかります。
ああ、私も食べたいよお。
と心の中で叫びながらも、目を開けることは出来ません。

係りの人は3周くらいまわっていました。(ほとんどの人が食べないんですよ。)
その度に、えーん、私も食べたいよお、と心の中で叫びます。

ツアー客の中で、お刺身を食べそうなのは、我々だけ。しかも私はダウン。
結果的に、ダンナが半分以上平らげました。

え=ん!!


そして船は港に向けて動き出しました。
やった。やっと帰れる。



途中、やっぱり耳だけは元気なので、ダンナが他のツアー客と話している内容を、これまた耳をダンボにして聞いていました。



船が止まると、大急ぎで下船し、車に転がりこみました。



あー、大変だった。



この時点でお昼の12時です。
まだまだ午後があります。