アデレード暮らし

2001年から南オーストラリア州のアデレードで暮らし始めた私の記録

お盆

実家のお盆は7月にやってきます。

お寺の行事に参加することも日本でしか出来ないことだと思い、子供たちは、春のお彼岸会、それからお盆のお施餓鬼会を経験しました。教会の日曜礼拝へも数回行きました。(実家はわけあってお寺と教会両方にお世話になっているのです。)

じっと座ってお経やお説教を聞くのは、子供にとって楽しいことではありません。(←私の体験談)
でも、汗ばむ暑い夏にお寺の中で大人達が扇子をパタパタさせながらじっと座ってお経を聞いている様子とか、正座して足がしびれて立てなくなったとか、教会で賛美歌を一緒に歌ったとか、じっと耐えている間に見ている様子は記憶に残ります。この「記憶に残る」ことが私は大切だと思います。

お墓が近いので、お墓参りは毎月のように行きました。
お墓が身近であること。
お墓には会ったことのあるひいおばあちゃんやおじいちゃんが眠っていること。
お墓参りのあとは美味しいケーキが食べられること^^

自分がこの世に存在する理由。
自分はお母さんから生まれて、お母さんはそのお母さんから生まれて、そのお母さんはそのまたお母さんから生まれて・・・延々と続く線。

わかってくれたんじゃないかなあ?と思っています。