アデレード暮らし

2001年から南オーストラリア州のアデレードで暮らし始めた私の記録

カルチャーショックといえば

日本の小学校では、学業面でも、友人関係でも、特に困ることはありませんでした。

順調に毎日登校していた娘達ですが、次女にとって、カルチャーショックがひとつ。
これは、長女も小学校1年生の時に同じように経験したカルチャーショックです。

体育の時間に体操服に着替える。

学校で着替えるぅ?!?!?!?!
と思ったようです。

そうなのです。
アデレードの学校では、着替えるなんて事はプールの授業くらいのもんです。
体育は制服のまま、ワンピースであろうが、ローファー履いていようが、そのままサッカーだってランニングだってするのです。
(ここで補足:アデレードでは、日本でいうところの年長さんからが小学生となります。次女は1年間アデレードで小学生(レセプションという名前の学年)として過ごしてから、日本で小学1年生になりました。)

そんなわけで、教室で、しかも男の子達と一緒に(小2までは男女同じ部屋で仕切りもなく着替えます)着替えることに、相当違和感を覚えたようで、着替えるのを拒否した模様です。困った先生は、保健室で着替えるようにご指導くださいましたが、いつまでも保健室のお世話になるわけにはいきません。本人の気持ちもわからないことはありませんけどね。家でもお父さんの前で着替えないから。

というわけで、なんとかして皆と一緒に教室で着替えられるようになりましょう、というのが1学期目の課題でした。だんだん慣れて、2学期には皆と一緒に教室で着替えられるようになりましたが、それでも時々一人でトイレに行って着替えていたようです。

長女も1年生の時に同じような行動をとりました。
一人で保健室やトイレで着替えていたようです。
3年生からは教室をカーテンで仕切ってくださるようになったとかで、問題ありませんでした。

彼女達が体験した、カルチャーショックのひとつでした。