アデレード暮らし

2001年から南オーストラリア州のアデレードで暮らし始めた私の記録

バリ島旅行記 象乗り&ラフティング Ubud

4月16日(水)(4日目<象乗り&ラフティング>/12日間)Ubud

朝食はCocoスーパーマーケットで買ったパンをかじって終わり。そう。ホテルから徒歩圏にあるCocoは大変重宝している。ビールはもちろん、いろんなパン、ミルクもジュースもおつまみも、何でも手に入る。石鹸だって、サンダルだって、お土産だって入手できる。

さて、朝8時半である。今日は、「川下り(ラフティング)&象に乗ろうツアー」に出掛ける。ラフティング会社から派遣された車と運転手さんとガイドさんがやってきた。

まずはじめは象に乗る。Elephant Camp(エレファント・キャンプ)へと向かった。ところが、途中、ガイドさんの知り合いのジャコウネコ・コーヒー工場へ立ち寄らされた。

ジャコウネコ・コーヒーというのは、ジャコウネコが果実だけを食べ、種(コーヒー豆の部分)は消化されずに排泄され、糞の中から種だけを取り出し、洗浄し、それを炒った珈琲豆ということらしい。興味がある人はコピ・ルアクで検索してみてくだされ。高価なコーヒーだそうだ。でも珍重されているというだけのことにも思える。あまり高級というような印象は受けなかった・・・確かに、珍しいのかもしれないけれど、糞から取り出したコーヒーというのは気分的に何だか私には無理。

工程を説明してもらった後、さあ試飲タイム!いろいろなお茶やジュースが書いてあるメニューが出てきて、すべてフリーです。へー。じゃあせっかくだからジャコウネコ コーヒーでも・・・ え?コーヒーだけは有料です。一杯500円。ひゃくえん!!!なんじゃそりゃぁぁぁ!この環境でその値段?高!!!

結構です。

蚊がブンブン飛んでいて刺されるし、高いものを売りつけられそうになるし、早々に、何も飲まず、何も買わずに立ち去ると、それまで異常な位ハイテンションでハッピーな対応をしてくれていたガイドさんが途端に無口で不愛想になった。ガイドさんがお店からキックバックをもらうことになっているのだろう。そもそも、頼んでもいないお店に連れていかれるのはあまり好まない。買わなくてすみませんねえ。私たちそういうの好きじゃないんです。こういうあからさまな態度をとるガイドさんには本当にがっかりする。ああ、このガイドさんと今日はこれからずっと一緒なのか・・・

気を取り直して、エレファント・キャンプに向けて出発。

途中、神の山アグン山が見える田んぼにやってきた。写真スポットらしい。立派な山だ。思わず拝みたくなる気持ちになる。富士山を思い出した。
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さて、エレファント・キャンプに着いたぞぉ~~
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順番が来るまで時間があった。お土産ショップをうろうろしていたけれど、まだまだ時間がある。チョコレートの製造ラインがあるというので見に行く。象とチョコレート。よくわからないけど、待ち時間を退屈させない工夫なのだろう。買ってくれ、ということでもあるわけだ。Pod Chocolate(ポッド・チョコレート)というメーカーだった。
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ほぉほぉ、これがカカオ豆か。ほぉほぉ、これが焙煎された豆で、ほぉほぉ、こうなるのか。ふぅぅ~ん。おお、チョコレートだ。おおおおお、こっちがダークチョコで、こっちがミルクチョコ。そしてこれがホワイトチョコレート。チョコレートと砂糖、ミルクの比率がわかるように展示してある。へぇー。ダークとミルクとホワイトってこういう違いがあるのか。知らなかった。

そしてチョコレートショップがある。当然だ。子供たちが発見してしまった。仕方がない。一粒ずつ買った。おいしかった♡
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チョコレートおいしぃぃぃい!と感動しているところに「順番ですよー」と呼ばれた(かどうか記憶にない)。象乗り場へ向かった。

おおおおおお、ぞうさんだぁぁぁぁ!

観光客が順番に乗っていく。
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私たちの順番が来た。二人乗り。メリーちゃんとジェシカちゃん。よろしくおねがいしまーす。
うわぁぁ、象って高いんだねぇ。
ぱーぷぅぅぅぅ~♪ぱーぷぅぅぅぅ~♪
メリーちゃんがハーモニカを吹いてくれた。
上手ねー。

何分位乗ったかな。30分位かな。その辺を一周してメリーちゃんから降りた。メリーちゃん、ジェシカちゃん、どうもありがとう。

さあ、休憩時間だ。2階にあるレストラン兼休憩所でジュースをもらった。

ジュースを飲みながら柵越しに遠くにいる象を見ていると、目の前を何かが上から下へと通過した、と思ったら、「バン!!!!!」と大きな音が。

何?何?今の何!???!!???!!

音のした方を見ると、丸々と太った大きなネズミが大の字になって眼下の屋根にへばりついていた。
ピクリとも動かない。
なに?死んだ?え?ネズミの自殺?ネズミの事故死?
一同 シーン・・・・
みんなきっと心の中で「死んだ?ネズミ死んだ?!?!?!なんでネズミが空から降ってくるんだ?」と自問自答しているに違いない。

たぶん30秒くらい経った頃だと思う。
あ!動いた!ネズミ動いた!ネズミ生きてた!
何事もなかったかのように、ネズミはどこかへ行ってしまった。

・・・・・・・

あのネズミ、いつもああやって(落下)移動してるのかなあ?それとも間違って落ちちゃったのかなあ?

ものすごくびっくりした。



さあ、びっくりしてないで、次はラフティングだ。

ラフティング乗り場までは車で移動した。
準備(ライフジャケット・ヘルメット・オールを調達)を済ませて、いざ出発!!
メンバーは我々4人と2組のカップルと2人の船頭さん。二艘一組で行動するらしい。

階段を下りる、下りる、下りる。
まだまだ下りる。どこまで下りるの?
そりゃあ、川まででしょ。

・・・

私:もうやだよぉ。。。
子供:ウキウキ、ルンルン♪
(カヌーに乗る前にすでに膝ガクガクなんですけど・・・)


簡単な注意事項の説明の後、いざ出発!
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子供でもOKな初心者コースという話だけど、我々にしてみれば十分急流だ。上級コースってどれくらい急なんだろう・・・
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途中、別会社のツアー客を乗せたカヌーがひっくり返っていた。乗客全員静かに驚きながら流されていた。大丈夫?!さすがに我が船頭さんも「大丈夫かぁ~?」とあちらの船頭さんに声をかけていた。あちらの船頭さんの顔は大丈夫そうだったけど、流されているアジア人の乗客の顔は明らかムカついていた。流れは急だから、止まって助けてあげることも難しい。そのまま さぁ~~~~~っと通り過ぎた。船頭さんが深刻に心配していないところをみると、きっと日常茶飯事なんだろう。どうか、このカヌーはひっくり返りませんように・・・

うっぎゃーーーーー濡れた!
うっぎゃああぁぁぁぁ!!!水かぶった!!!
つめたいよぉぉぉ
ぎゃあああああ、
私→騒ぎまくり。

カヌーの船頭さんは、わざと水をかけてくる。わざと滝の下を通る。
別のカヌーの船頭さんも乗客もこちらに向かって水をかけてくる。こちらも負けずに水をかけ返す。

濡れるつもりが全くなかったのに、終わってみたら全身ずぶ濡れ。
・・・
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子供達大喜び。(ダンナも)
楽しかった!!!
またやりたい!
すっごく水が冷たくて気持ちよかった!
わぁいわぁい、おかあさん、ずぶ濡れだぁぁぁい!
(騒ぐ人間にほど船頭さんは意地悪になる。)

・・・とほほ・・・
ラフティングをされる方、水着で乗った方がいいですよ。

カヌーから降りて、さあやっと終わった、と思ったら大間違い。

今度は階段を上る、上る、上る。
まだまだ上る。どこまで上るの?
そりゃあ、出口まででしょ。

・・・

無理ぃぃぃ。
もう進めないぃぃぃ。
もうやだぁぁぁ。

子供もダンナもどんどん先へ行ってしまった。
いいもーん。私は自分のペースで行くもぉぉん。

心臓バクバク、足はガクガク。
運動不足なおばさんでした。

時刻は午後2時をまわったところです。

ずぶ濡れの洋服を着替えた後は、ビッフェスタイルのランチ。
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もお二度とやりたくない→母
またやりたい!!!→母以外

疲れ果ててホテルに戻り、夜までだらだら過ごした。
ダンナは一人でマッサージ屋さん探し。60分で85,000ルピアというお店を見つけた。60分850円なら悪くない。(前にも書いたが、アデレード在住バリ大好きローリーさんから聞いた値段は60分600円だ。)

夜は王宮近くまでレゴンダンス&バロンダンスを見に行きます。