アデレード暮らし

2001年から南オーストラリア州のアデレードで暮らし始めた私の記録

x) うちの子はバイリンガルに? 次女編 9歳

世の中には、マンガ=本という人もいますけど、ワタシにとっては、マンガは本ではありません。マンガを読んでいることは、決して「本を読んでいる」ことと同じではありません。
 
しかーし!この次女を育てていると、そんな硬いことは言っていられません。マンガでもいいから、文字を読んでいるんだから「まだマシ」と思わないと、やってられません。そうでないと、こちらが精神的に疲れてしまいます。それくらい、徹底的に本を読みません。毎回同じことを言って(書いて)ますけど・・・。
 
でもね、やっぱり読書はその子の言語能力の基本ですよ。この考えだけは譲れません。言葉はすべての基本です。言葉が出来ないと何もできません。何かしたいことがあっても、自分で読んで理解する能力がなければ、先へ進めません。いろいろな情報も文字で配布されます。これが読めなければ何も情報が入って来ません。
 
しかーし!次女を見ていて、どうもそうでもないらしい、と気がつきました。
複雑な文章はまったく理解できない次女ですが、それなりに毎日楽しく過ごせています。
 
まったく何も理解していないのかと思いきや、記憶力がまったくないのかと思いきや、意外なことを覚えていたり、意外なことを理解していたりします。
 
この子の頭の中はどうなっているんだろう????明らかに私や長女の情報処理方法とは異なる装置を持っているに違いない。そう気づかせてくれたのは、娘たちのバイオリンの先生の一言でした。
 
「この子は一人で弾くより誰かと一緒に弾いた方が上手なのねえ。」
 
キーワード:「一緒に」
 
💡
 
そういえば、学び方にも何種類かあったなあ。なんだっけなあ。
人ぞれぞれ、情報処理方法が違ったよなあ。なんだっけなあ。
 
Learning Style。そうそう。学習スタイル。
いろんな学者さんが、いろいろな理論を発表していますが、日本語ではこれを読むと参考になります。http://www.code.ouj.ac.jp/media/pdf2-1-3/No.3-18kenkyutenbou01.pdf
(学習スタイルの概念と理論ー欧米の研究から学ぶ 青木久美子
学習スタイルと学習アプローチ。自分のタイプや相手のタイプを理解しておくと、ストレスが減ります。
 
そうか💡 次女の場合、情報処理は画像でするタイプなんだ。
そうか💡 次女の場合、グループ学習の方がはかどるタイプなんだ。
 
まったく私と違うわ・・・接し方がわっかりませ~ん(泣)
 
とりあえず、一緒にするようにしました。一緒に宿題をする。一緒にバイオリンをする。一緒に公文をする。一緒に本読みをする・・・
 
この年は、長女が7年生で、小学校の最上級生として忙しかったので、次女に関しては、やらなければならないことを自分で決め、自分のペースでやってみる、ということに重点を置きました。のび太のママみたいに、ガミガミ言わなくなりました。(言っても無駄と悟ったし・・・)
 
テレビばっかり見ていますが、まあ、それはそれで、そうやって勉強(?)しているのかなあ?と思うことにしました。
 
大大大大好きだった番組↓
「すいえんサー」
 
次女が私の前から逃げていくことはなくなりました。
 
次女が好きだった本
ゾロリ」シリーズ
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「トリックアート」シリーズ
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読めないけど絵が好きだった
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