アデレード暮らし

2001年から南オーストラリア州のアデレードで暮らし始めた私の記録

COVID19:アデレードの今(自分目線)

ワクチンを2回打ち、旅行予定もなく、自宅でパーティーをする予定もなく、人が集まる場所へ行く予定も呼ばれる予定もなく、州外からの訪問予定者もない我が家は、コロナをもらってこないように、なるべく静かに、平和に過ごしています。

一番コロナをもらってきそうだったアウトドア派の長女が帰っていき、インドア派の次女との二人生活に戻りました。

次女の学校は来月まで始まらないので、コロナをもらってくるとしたら市内へバス通勤している私だけれど、私もインドア派なので、今年は今のところコロナに振り回されることなく過ごしています。

新たな感染者数はこのところ1000人台。ちなみに昨日は1445人。死亡者2人。

自宅で集まれる人数が10人から50人に変更されました。

さらなる規制緩和が木曜日に予定されているそうです。

3月の州選挙が少なからず影響していると言われていますし、実際そうなんだろうとも思います。

 

現在のコロナを取り巻く状況:

3回目のワクチン接種の奨励。2回目から3か月たったら打てる。3回目が強制される業種もありますが、私の業界は2回打っていれば問題ないので、今のところ3回目を打つ予定はありません。

新しい検査方法の導入。陽性者の増加に伴い、濃厚接触者に該当する確率が大幅に増えた結果、これまでのPCR検査に加えてRAT検査も加わりました。濃厚接触者だけれど症状のない人はPCR検査を受けに行くのではなく、RAT検査が出来るキットを自分で入手して自分で検査します。症状が出ている人はPCR 検査が必須。これにより検査会場の混雑が大幅に軽減されました。

陽性になってしまったら、または家族が陽性になってしまったらこうしましょう、という政府広報が頻繁にみられることから、陽性になっても慌てず騒がず対処しましょう、と世論を落ち着かせようという政府の姿勢が垣間見れます。

コロナによる死亡者数はこのところ一桁ですが毎日発表されています。高齢者が多い印象です。

マスク着用。公共交通機関を使う場合はマスク必須なので、バスに乗る時はマスクを着けていますが、街中を歩くときは夏だということもあってかノーマスクの人が増えたように思います。このほか、マスク着用が求められる状況は多々あるので、外出時にはマスクを忘れないようにしています。

QRコードチェックイン。飲食店以外の小売店、スーパーや大型店舗などでのQRコードチェックインは廃止になりました。飲食店ではまだ必要です。スーパーやバニングス(工具店)に行く場合はQRコードチェックインが不要になったけれど、カフェやレストランに入る場合はチェックインが必要です。QRコードが貼ってあったらチェックインするようにしています。

SA州への他州からの入州:症状が出ている人は入ってくるべきではない。ということは自己判断に任されているわけで、入ってきてもわからない、ということね。車だと余計わからないだろうな。

SA州への入国:出発前の陰性証明は必要。入国後24時間以内にPCR検査を受けること。検査を受けるまでは自己隔離する。入国後7日間は、「High risk settings」と認定されている場所への立入禁止。病院や高齢者介護施設、刑務所など。

他州を経由してSA州に入州する海外からのワクチン接種済渡航者(シドニーメルボルンなどに入国してそのまま乗り継いでアデレード入りするケース):市中に出ることなく乗り継いでアデレードに入る場合はSA州の要件を満たせばいいようだ。

 

今回長女がアデレードからキャンベラへ戻ったけれど、事前PCR検査をするわけでもなく、普通に飛行機に乗って機内ではマスクを付け、普通に到着して、PCR検査するわけでもなく普通に入寮した。ただし、寮の方針で3回目のワクチン接種が必要だったので、娘は3回目をアデレードで打って戻って行った。

陽性者が巷に溢れている現状だから、海外からの渡航者に対して否定的になる状況ではなくなったと思う。今年からタイに転勤となった旦那ですが、タイはさらに制限が緩い。このままいけば、旦那は問題なく帰省出来ると思う。とりあえず4月を予定中。

新種のウイルスで状況が変わりません様に。