アデレード暮らし

2001年から南オーストラリア州のアデレードで暮らし始めた私の記録

子供の目はキラキラしていて欲しい

どうして子供の目というのはあんなにキラキラしているのだろう?
どの赤ちゃんもみんな同じように最初はキラキラしていたはずだけど、そのキラキラが終わってしまう時期は人それぞれ。幼稚園へ入る前にすでにキラキラしていない子もいれば、大人になってもキラキラしている人もいる。

キラキラしているってことは、世の中には何か楽しいことがあるはずだ、とワクワクしていることだ。毎日が楽しいということだ。だから、キラキラは長く続く方がいいことなんだと思う。

キラキラ度は、年齢が低いほど高い。
歩き始めた子供はほぼ間違いなくキラキラしている。
目にするすべてのものが面白くてたまらない、という顔をしている。
そういう顔を見ていると、こちらまでハッピーになってくる。

長女(2年生)の同級生ですでにキラキラしていない子を見るとどうしてかな?と悲しくなる。
長女が小学校へ入学してからのこの3年、同級生達を観察していると、22人中キラキラがすっかり隠れてしまった子が毎年3人くらいいる。

その子達のキラキラが隠れてしまった原因はその家庭にある、と私は思う。特に母親にある、と私は信じている。母親が忙しくて構ってあげていないとか、子供に無関心とか。その子と向き合っていないということだと思う。

私が観察したところでは、目がキラキラしていない子の母親は無表情である。

恐ろしく表情が冷たい女の子がいたのだけれど、そのお母さんを見て、なるほどな~、と思ったことがある。同じように冷たいのだ。

でもある時から、その子の表情に変化が現れた。やさしい顔になってきたのだ。何でかな~?と思っていたら、その子のお母さん、シングルマザーだったのだけれど、彼氏が出来たそうで、お母さんの顔がやさしくなっていた。

なるほどね~、母親の影響は大だわね。とつくづく思った。

その子はラッキーだと思う。お母さんが変わってくれたから。
でもなかなか他の子はお母さんが変わることって無いと思う。


まあ、こうやって、周りの子供たちや親を「ウォッチング」しては、自分はどうだろう?と自問して、わが娘たちのキラキラを持続させるべく試行錯誤しているのが今の私の現状である。