何台かの車が出て行く音がし始めたので、時計を見てみたらまだ朝の4時。一番鳥がまだ暗い朝の6時に鳴き始め、夜が明け始めて鳴く鳥の数が次第に増え、仕舞いには寝ているのことに耐えられなくなるのが7時。
朝のシャワールームは大渋滞。よかった、私達が夜浴びる派で。
それにしてもまだ夜が明ける前から出て行ったあの車達は何をしに行ったのだろう？
答えは簡単でした。
つりです。
多くの人がボート持参でやってくるのです。
そうです。ここは釣りをする場所。
下の娘が「私もあの舟に乗りたい」と何回も何回も訴えていましたが聞かぬふり。
仕舞いには自分で写真まで撮っていました。
さて、テントの寝心地は、
「よく寝た～」と言う私と、
「何回も起きた・・・」と言うダンナ。
聞くと、カンガルーの足音がうるさかったとか、エアマットが十分膨らんでなかったとか、地面が変に傾いていて嫌だったとか、色々あったようです。カンガルーの足音？そんなの聞こえなかったなあ。じゃあ今日は部屋を変わってみよう。
朝食を食べていると、続々と釣りへ行った人たちの車が帰ってきました。
さて、10時に活動開始。
コフィンベイナショナルパークへ向かいます。
入り口についてびっくり。
入園料、1台8ドル。（一日有効）
実はこの公園、四駆車でないと通れない道ばかりなのです。
普通の乗用車の場合、公園の四分の一しか回れません。距離にすると片道20kmです。
なのに四駆も普通の車も同じ8ドル。
どうする～？
と悩んでいる人たち（普通車）が3組。
我々は、悩んだって「ここ」が目的地なんだから、行くしかないでしょ、
ということで、進みました。
さすがナショナルパーク。景色が違います。
そして、いきなりエミュー登場。
おおーーーーー
エミューだ～。
エミューは頭だか首だかに青色が入っていて、私はその色が綺麗だな、と思います。
野生のエミューを見たのは2度目だったけれど、その青色が見えて、やっぱり綺麗ねえ、と思いました。
ふっさふっさと羽を揺らしながら道を横断していきました。
（エミューとダチョウの違いは？エミューは足の指が3本。ダチョウは2本。＾＾）
さて、普通の乗用車で行ける道の終わりまで来ました。
海に突き出ていて、北を見るポイントと南を見るポイントがあります。
まずは北を見るポイントへ。
綺麗なブルーでした。
でも断崖絶壁。ライムストーンだそうです。
つぎに南を見るポイントへ。
こちらは北と全く違って、綺麗なグリーンでした。しかも綺麗な白浜。
砂に埋もれて手すりしか見えないけど階段があるよ、降りてみようか。
誰もいない、プライベートビーチ状態でした。
よし！お昼ごはんを食べてからまたここにこよう。釣竿も持って。
ということで、いったんテントへ戻ってお昼を食べて、また戻ってきました。
Almonta Beach。
大変綺麗な、風もなく、過ごしやすいビーチでした。
しかも誰もいない。
なんという贅沢。
遊泳禁止の看板があったので、泳ぐことは出来ませんが、どちらにしても、泳ぐにはちょっと冷たい・・・。
形ばかり釣りを始めました。
釣れるなんてことは一切期待せず、ただ投げる練習だと思って遊びながら投げていたのですが、
つれてしまった！
しかも長女が釣りました。
本人大興奮。
つれた～～～～～～～！
え～～～？？？？？？
全員びっくり。
まさか本当に釣れるとは。
ちっちゃなサカナでした。ボラ？
13cm以上でないと釣ってはいけません。
計ってみたら13.5cmでした。
ぎりぎりセーフ。
とてもうれしそうな長女でした。
前日の教訓から、夕食の準備は4時から。
6時には片付けも終わっている。シャワーも浴びたし、歯も磨いた。
うん、ばっちりだ。
そういえば、今日はカンガルーは来なかった。
トランプで遊んだものの、それにも飽き、
7時には何もすることがなくなり、
あたりも真っ暗なので、
寝ました。
明日もコフィンベイナショナルパークで遊びます。
写真
１：「あの舟に乗りたい・・・」
２：エミュー
３：北側のポイント
４：南側のビーチ
５：南側のビーチ
６：ビーチで釣り
７：初収獲。ボラ？
