寄り道１２日目です。
ペナンといったら、やはりこれを食べないわけにはいきません。
だって、ペナン以外では出会えない一品なんですから。
ラクサやチキンライスは他の土地でも出会えますが、このホッケンミースープだけはダメです。
ホッケン プロウン ミーというのが正しい名前のようです。
太い卵麺と細いビーフンが、エビのだしで取ったスープに入っています。
好みで辛いペーストを入れます。
これを食べるためにペナンへ来た、といっても過言ではありません。
もぉ、大好きです＾＾
（辛いペーストはいれませんけど・・・^^;
ちなみに、上の写真もペーストは入っていません。
入っていないのにこんなに赤い色なのです。）
私の母校、ペナン日本人学校へも行きました。
懐かしさでいっぱいでした。
お世話になった事務の方がいらっしゃるので、懐かしさは倍増です。
自分が通った学校に、当時の自分と同じ年齢の娘を連れて行く。う～ん、変な感じでした。
日本人学校では校長先生にお話を伺うことが出来ました。
さて、時間があるけど、どこか一箇所だけ、ペナンらしいところはどこ？
と聞かれて、うーん、と悩んで決めたのが、極楽寺。
私の知っている極楽寺は、写真右のへんてこな塔（下部が中国様式、中央部がタイ様式、そして上部がビルマ様式のパゴダ）だけが目立つところだったのに、今回訪れてみると、その塔は隅っこの方へ追いやられ、なにやら巨大な建物や観音像がデーンと建っていました。一瞬「あれ？ここであってる？」とよくわかりませんでした。お土産屋さんの並ぶ長くて狭い階段を延々と上っていきます。車でもお寺までいけるのですが、それをしては楽しみは半減です。やはり、この階段を上っていくのがいいのです。
ペナンヒルも近いので行ってみましたが、残念ながらケーブルカーは修理のため動いていませんでした。
それから、ホンギャブという懐かしいお土産屋さんへ行きました。
お目当ては錫製のビアマグです。
お店に入ってびっくり。実家で見たことあるものばかり。なるほどね～。両親はペナンに８年いたのですが、その間、日本からお客さんが来るたびにこのお店に案内し、そのついでに一つ、また一つと買っていたのだ、と私は思いました。ホンギャブの日本支店になれると思う・・・。
ダンナはビアマグをゲットしてハッピー。
さて、私は！
そうです。ペナンに来たらゴールドです。
そうなの？
はい、私の頭の中ではそういうことになっております。
金を買わねば。
ゴールドはホンギャブでは売っていません。
専門店があるのです。
でもゴールドショップの場所がわかりません。
ゴールドショップばかり並ぶエリアがあるはずです。
こんな時に頼りになるのが、おばちゃんです。
中国系のおばちゃんは、みんなゴールド好きに決まっています。
ホンギャブのおばちゃんに聞きました。ゴールドショップ街ってどこですか？
すると、おばちゃんは時計を見て、一瞬考えていましたが、
「You try, OK? They close at 5 o'clock. You try.」
（とにかく行ってみなさいね。５時に閉まってしまうけど、とにかく行ってみなさい。）
と地図を指してくれました。歩いて１０－１５分くらいだそうです。
あと２０分で５時です！
「ありがとう」もそこそこに、私はものすごい速さで歩き始めました。
閉まる！閉まる！
いつもなら子供と一緒のペースで歩くのですが、今はそんなことを言っていられません。
子供のことより今はゴールドです。
ペナンでゴールドを買わねば！！！
必死に歩いたら出てきました！ゴールドショップ街。
人間の心理って面白いよなあ、と思ったのですが、
急いでいるくせに、最初のお店には入らないのです。
２軒目のお店に入ったものの、そこはさぁ～っと見るだけで数十秒で出ます。
そして、３軒目のお店でようやく腰を下ろすのです。
観光客にとっては、どのお店も同じなんだろうと思いますが、
１軒目のお店というのはパスしますねえ。
どういう心理なのかなあ？
さて、後５分で５時です。
ゆっくり見ている時間はありません。
「この人、買うぞ」、と思えばお店の人も５時過ぎても付き合ってくれるのは想像できます。
けれども、私の性格上、５時に閉まるなら５時までに買わなければ！と思ってしまうのです^^;
そして超特急で選びました。
弾丸のように、あれみせて、これみせて、あ、こっちも、あっちも。と次々に店員さんにお願いします。
そして、
金の指輪を買いました。
ああ、これで目的達成＾＾
途端におなかがすきました。
夜は再びガーニドライブへ行き、今度はレストランではなく、屋台でお食事。
