アデレード暮らし

2001年から南オーストラリア州のアデレードで暮らし始めた私の記録

バリ島旅行記 1日目 アデレード発

4月にバリ島へ行ってきた。たくさんの人が訪れる観光地だから、あふれるくらい情報がある場所。私の情報なんて必要ないだろうと思い、当時は書くのをやめたけれど、やっぱり気が変わったので書くことにした。
 
4月13日(日) 1日目/12日間
 
今回の旅の飛行機はお昼に離陸する。そんなわけで、朝9時に家を出た。今回、空港へはバスで向かってみた。シティーで乗り換えるのだが、乗り換えるべきバス停の場所はどこ? 北から来た私たちが下りたのは、シティー中心の交差点の南。空港へは交差点を西へ向かう。とりあえず交差点の東へ「感」で向かったが はずれてしまったようだ。どうする?交差点の西側に向かう?それともさらに東へ行く?一瞬迷ったけれど、結局目の前にいたタクシーに乗った。(ははは、バス停の場所ぐらい、事前に調べておこうよ・・・)
 
タクシーに乗って交差点を西へ渡ると、目的のバス停が出てきた。反対方向へ行けばよかったんだねえ。(後の祭り)
 
空港につくと、ターミナルビルは比較的ガランとしていた。ホリデーが始まって最初の週末。遠出をする人は金曜日あるいは土曜日にすでに出発しているからだろう。今日は日曜日だ。日曜の朝というのは、比較的静かだ。教会に行く人もいるだろうし、まだのんびり寝ている人もいるだろう。日曜は休息の日だから外出しない、という人もいるだろう。
 
ところが、一か所だけ人がごった返しているところがある。よく見ると長蛇の列だ。列が列ではなくなって、いったいどこが最後尾なのかわからない状態になっている。並んでいるのか、人と話しているのか、それとも向こう側へ行きたくてオロオロしているのかよくわからない。
 
あそこだけは行きたくないよなあ。と思ったが、残酷にもそこが私たちの出発地点であった。
 
私たち:「この列のようなところに並ばなければならないのですか?」
航空会社の係りの人:「そのとおりです。」
私たち:「(セルフチェックインとか)他に方法はありませんか?」
航空会社の係りの人:「ありません。」
私たち:「この人たちは全員バリ島へ行くのですか?」
航空会社の係りの人:「そうです。」
私たち:「こんなに???!???!
航空会社の係りの人:「そうです。(笑顔)」
 
一気に疲れた。
さすがバリ島。アデレード人が行く外国:人気ナンバーワン。
 
バリ島のデンパサールへは毎日飛行機が複数飛んでいる。
アデレード以外の都市からだって、当然飛んでいる。
シドニーメルボルンブリスベンの人口はアデレードの比ではない。
どんだけ多くのオージー(オーストラリア人のこと)がバリへ行くんじゃ!
 
あらためてバリ島人気に圧倒された。(まだアデレードにいるのに・・・)
 
さて、12:40 ヴァージン オーストラリア航空33便、アデレードを離陸した。
 
もう着いたかな??と窓を覗くと、ウルル(エアーズロック)が見えた。
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17:00(アデレード時間)、もう着いたかな?と窓を覗くと、おおおお!!!見えた!バリ島だ。もしかしてあれはアグン山???おおおーーー、神の山だ。おおおおお。
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デンパサールの空港に降りた。待っていたのは、またもや長蛇の列だった。・・・
いや、アデレードの列の比ではない。到着便はアジア中からやってくるのだ。
 
やっとの思いで出口を出ると、ずらりとガイドさん達がお出迎え。全員A4用紙を横にして胸の前に掲げている。お客さんの名前が書いてあるわけだ。私たちもホテルからのお迎えを探そうと順に名前を見ていく。
 
むむむ!!読めない!
全部ハングル文字じゃん!
こんなに韓国から観光客がくるの?
9割位ハングル文字で書かれた名前だった。(←大げさ)
 
我々の名前(というより、ダンナの名前)は、もしかしたら日本語で書いてあるんだろうか? そんなわけはなかった。ローマ字で書かれたダンナの名前を見つけて、やっとほっとした。
 
さあ、今日の宿泊地は山間部の米どころ、Ubud(ウブドゥ)。
海のデンパサールから一気に山のウブドゥまで車で移動するぞー。所要時間45分。
子供達、うんざり・・・
 
今日から5泊するホテル(Tegal Sari)は、なんといっても眺めが良い。バリが大好きなお友達、りんごちゃんが教えてくれたホテルだ。ホームページを見る限り、青々とした稲穂が揺れる美しい水田に囲まれ、落ち着いた感じ。バリの棚田は世界遺産にも登録された。地域は違えど、同じ田園風景。きっと緑が美しく、のんびりゆったりとした気分にさせてくれるんだろうなー。わくわく。
 
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19:30(バリ時間) Ubudのホテルの到着。
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わーい、着いたよ!きれいな青々とした田園風景のはずだよ、ちょっと時間的に遅いけどね、どんなに綺麗なんだろうね。とホテルのロビーに足を踏み入れた瞬間、
 
絶句
・・・
・・・
 
ねえ、稲 刈り取られてるよ・・・
田んぼ、茶色いね・・・ アヒルいるし・・・無農薬かな。
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...
ちょうど一週間前に刈り取ったとのことだった。そんなーーーー!!(泣)
 
でもお部屋は素敵だった。
素敵だったけれど、空腹には勝てず、すぐさまホテル直営レストラン(Warug Semesta)へ。部屋まで運んでくれるというので、注文だけして部屋で待機。
美味しかった!ナシ・チャンプル^^ サテー^^(大満足)
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明日は満月。満月にしかできない行事を体験する予定。