4月14日(月)(2日目<午前>/12日間)Ubud 満月
あまりにも昨晩の夕食が気に入ったので、朝食も同じレストランに電話で注文。
バルコニーに座りながら、先週まで美しかったはずの水田を見ながらの朝食。
これがまたおいしい。(朝食:4人分100,000ルピア(1000円)也)
さて、今日は満月。満月のイベントの前に市内散策。
9時にホテルを出て、王宮を目指して歩き始める。歩く歩く歩く。暑い暑い暑い。
歩いていると、たくさんのお供え物が目に飛び込んでくる。
道路にも、玄関先にも、高いところにも、低いところにも、黄色く華やかな色をした、いつか自然に還る素材で作った小さなお供え物が置かれている。車に引かれたものもある。人に踏まれたものもある。いいの?どういうタイミングでどこに誰が置くのかさっぱりわからないけれど、とにかくあちこちお供え物だらけ。さすが、信心深い島、バリ。
歩きなれていない子供達の口がどんどん尖がってくる。暑いよー。もう歩きたくないよー。子供達がうるさい。そういえば、まだインドネシアルピアに換金していない。これではお水も買えない。Exchangeはいくつか通り過ぎた。次に出てくるExchangeで換金しよう。
Exchangeが出てきた。なんとすぐ横にはサークルKがあるではないか。神様が「買え」、と言っているに違いない。100豪ドル分を換金し、サークルKでお水とアイスクリームとマンゴジュースを買ってみた。マンゴジュースのおいしかったこと^^
ちょっとだけ笑顔になった子供達をうながしながら、さらに進む。いったいいつまで歩くの?!
そんなこと、おとうさんにもおかあさんにもわかりません!
途中、幼稚園らしき建物から民族衣装を着た子供達がたくさん出てきた。時刻は10時。
あれ?お迎えですか?ちょっと早くない?それにしてもみんなとっても可愛い!
バリでは民族衣装が制服なの???お手入れが大変そう・・・
いや、そんなはずないと思う。今日が満月だからなんじゃない??
後日ガイドさんに聞いてみたところ、やはり、満月だから正装したのだということが分かった。
月の満ち欠けを気にして生活する文化。満月がいつなのか。新月がいつなのかを常に意識しながら生活する。満月の日に正装して幼稚園へ通うことで、子供の頃から自然と満月を意識することが出来る。いい習慣だな、と思った。
さて、やっと目的地の王宮へ着いた。さあ、中を見学してみよう。あれ?入れないの?王宮の中はもちろん、外でも何やらお祭りの準備をしている。祭壇を建てているのだ。
へぇ~~~~。お祭りの度に祭壇を建てるのか。古代の日本と同じだなあ。
後述するが、この旅の間、バリ人の神様にたいする感覚は、日本人のそれととても似ていると何度も感じた。
話はもどって、そう。入れないのである。えーーー??どうして入れないの?
門を見ると英語の張り紙がはってある。なになに?えーっと、
お祭りのため、観光客は入れません。
・・・ ガーン!
何人もの観光客が、カメラをぶら下げながら入っていく。ちょっとちょっと、入っちゃだめだよ。書いてあるでしょ。と言っているのかどうかわからないが、おじちゃんに追い返されている。
王宮見られないの?がっかり。せっかく歩いてきたのに・・・
別の道を、ホテルに向かって歩き始めた。にぎやかなところだ。あちこちお店がいっぱいだ。立ち寄っているとその分 時間がかかって子供の機嫌が最悪になる。まあ、ショッピングは後で一人で来よう。
暑い~疲れた~と言うことにも飽きた頃 ホテルまで戻ってきた。12時だった。3時間も炎天下の中を歩いたわけだ。歩きすぎて次女のサンダルが壊れた。仕方がないのでホテルの近くに見つけたCocoというスーパーでサンダルを買った。ついでにビールやおつまみ、牛乳やスプライトなども買った。
昼食はホテル近くのUmasというレストランに入った。目的はAyam Goren(アヤム ゴレン)。なんだかわからなかったけど、バリ島のガイドブックにおすすめ料理として載っていたので、Ayam Gorenが頼めるレストランに入ったらそれがUmasだった、というわけだ。子供たちはピザとかハンバーガーとかのお店に入りたがったけど、バリに来てバリの食事しなくてどうするの!と一喝。
Ayam Gorenは、なんのことはない。フライドチキンだった。辛くないといわれたソースが、メッチャ辛かった!