アデレード暮らし

2001年から南オーストラリア州のアデレードで暮らし始めた私の記録

セイボリーを持ってきてと言われたら

子供のクラスで学期末のお楽しみ会をするから、セイボリーを持ってきて~
と言われたら、何を持っていきますか?

セイボリー(Savoury)っていうのは、初めて聞いた時には、なんじゃそりゃ?と思ったけれど、
今では、ようするに、おかず系or食事系、という事だと理解しています。
(Savouryで画像検索すると結構沢山出てきます。カタカナで検索したらハーブの写真しか出てこない!)

あれから数年。セイボリー担当になること3年。

デザート系じゃなくて食事系ね、という理解のもと、
チーズサンドイッチの年(パンにチーズを挟んで4つに切った)
ソーセージロールの年(ソーセージをパン生地で巻いて焼いた)
巻きずしの年(照り焼きチキン&アボガドを巻いた)
がありました。

どれも好評。捨てられることなく、完食してくれました。

特に先生方には、OH! SUSHI! と巻きずしが好評でした。
でも手間がかかって、子供のクラスのお楽しみ会ごときにはもったいない、と思ったのも事実。

子供(低学年)には、チーズサンドが大好評だったと感じました。こちらは手間なんてものは無に等しいので、いくらでも作るわよ。一袋分作ろうか?ってな感じです。(こちらのパンの一袋はデカい。30枚くらい入っているんじゃないだろうか。700g-800g。)しかも使うチーズは安いプロセスチーズ。捨てられたとしても「もったいない」感がナチュラルチーズよりは少なくて済みます。

パーティーパイを持ってくる人もいたし、
イメージ 1
ポテトチップスを持ってくる人もいる。

その他、

チーズアンドベーコンパン(スーパーでよく見かける)
野菜スティック&ディップ
クラッカー&チーズ

を見かけました。

やはり残ってしまうのが、野菜スティック。
野菜食べようよ~~~。
ブロッコリーやニンジンスティックがゴミ箱に捨てられる光景は、とても悲しい気持ちにさせられます。プチトマトは意外と人気でした。

思うけど、セイボリーは、ちょこっとだけ持っていけばいいんだと思う。どうせ、子供達は甘いものに群がるから。(ほんと、パーティの後のごみ箱を見ると、悲しくなりますよ。)

大人向けの集まりでも、子供の頃の食生活というのが影響しているんでしょうねえ、
クラッカー&チーズ&ディップ
パーティーパイ
が人気でした。

SUSHI
Samosa
も大人の会ならではの人気メニューかと思います。

カンタス航空に乗った時、セイボリーにしますか?と聞かれて(もう一つのチョイスを忘れてしまった)セイボリーにしたところ、チーズ入りビスケットとトマトベースのチャツネソースが来た。ビスケットをソースにつけて食べてねということだった。

だから、セイボリーというのは、しょっぱいもの、スパイシーなもの、手軽に気楽に食べられるもの、ということなんだなー、と思った。

もう我が家の娘たちは高学年以上になったので、親が用意するというよりも、自分たちが調理室で作るとか、先生がピザを買ってきてくれるとか、自分たちが好きなものを買って持っていくようになった。だから、クラスから「持ってきて~」というお知らせは来なくなったけれど、その分、バター1かけら、バニラエッセンス数滴とか、わけわかんないことを言い始める。

バニラエッセンス数滴って、どうやって持ってくわけ?!?!?!(笑)