アデレード暮らし

2001年から南オーストラリア州のアデレードで暮らし始めた私の記録

ローマ3日目(最終日)② スリは若い女の子たちだった

あわやスリ被害に遭いそうになった。

真実の口へ行くために、初めて地下鉄のB線に乗り換えた。

テルミニ駅からコロッセオ駅の一つ先、チルコマッシモ駅へ向かうのだけれど、人が触れるくらいの混み具合。混んでるなあ、と思いながら最後の方に乗り込んだところ、10代くらいかなあ?我が娘たちより若そうな女の子が二人ドアが閉まる直前に乗り込んできた。

一人と目が合うとニコってしてきて可愛らしい子だった。私もニコって返した。もう一人の女の子がやけに私に近い。コロッセオ駅に着く直前、やけに近い女の子が「コロッセオコロッセオ?」と話しかけてくる。え?私にコロッセオの行き方聞いてるわけ?何?コロッセオ行くのか聞いてるわけ?なになに?コロッセオしか言わないから訳が分からん。いや、それ以外言われてもイタリア語わからないけど。

やたらとコロッセオ?と言いながら体を押してくる。えええ・・・何この子?不快。

その時、斜め掛けして自分の前で押さえていたハンドバッグに微振動を感じ、え?ジッパー開けてる?と、とっさに思って、ドアが開いて人々が降り始めて車内が空いたので「わかりません」って言いながら離れ、カバンを見たらファスナーが10㎝位開いていた。女の子の方に顔を向けたらもういなかった。「カバンのジッパー開けられた。スリだった。」と家族に知らせたら、旦那が「(スリ集団は)降りてった。3人だった。若い女の子3人だった。ああいうのもスリかぁ。」と言っていた。なぜかスリは男だと思っていたらしい。わたしは「3人???」と驚いた。なんかおかしな集団だと思って旦那はずっと睨みつけていたらしい。

開けられたファスナーの方にはハンカチとティッシュとマフラーしか入ってなかったんだけどね。自虐じゃないけど、そもそも私、もう財布空き巣に盗まれてるし