アデレード暮らし

2001年から南オーストラリア州のアデレードで暮らし始めた私の記録

Pippi Longstocking

人間、勘違いっていうのは、多々ありますね。
「赤い靴」の童謡で、女の子を連れて行ったのは、キリンさんだと思っていましたしね(キ~リンさんにつぅれられて、い~っちゃぁ~ったぁ~♪)、
写真の焼増しを、20歳くらいまで、「やきまわし」と言っていましたしね、
fastとfirstは良く似ているから、間違わないようにしないとね、と注意したくせに間違えたりね、

でもね、もう40歳がすぐそこに見えてきたこの年になって、もういい加減勘違いしていることなんてないでしょ?なんて思っていたら、とんでもない!まあ、衝撃的な事実が判明してしまいましたわ^^

娘もようやく文学を読むお年頃となりまして、学校で借りてくる本も、これまでは絵が多い「絵本」だったのが、最近では文も増えてきて、ようやく絵本から卒業した感があります。図書館を大いに利用してもらうことになりますが、せっかくならば、名作は買ってみましょう、と思って、何から買おうかなぁ~、と自分がうきうきしながら、オズの魔法使いかなぁ、いや、不思議の国のアリスだろうか?などと思いながら本のカタログを見ていて、目にとまったのが、Pippiの本。

ピッピという女の子が登場する物語はご存知ですか?
長靴下のピッピといいますね。
長靴下のピッピ。

絵は、娘の好きな、チャーリーアンドローラを描いているLauren Childさんです。これはいいかも。

と思って、眺めていて「ん?」と思いました。
Pippi Longstockingですよ。
Longstocking。
ロングストッキング?
ロング=長い ストッキング=くつした?
長い くつしたぁ?

長い、くつしたなの?靴下?

お分かりですか?
そうなのです。
私は、今の今まで、
ながぐつ した のピッピだと思っていたのであります。
長靴の下のピッピ。
ピッピといえば、長靴。

よく考えれば、長靴の下にどうやって・・・と思うのですが、
そんなことはちっとも気にならず、まあ、本のタイトルと内容の関係が良くわからなかったのも事実ですが、ず~っとず~っと、何十年もの間、ピッピは長靴の下にいるもんだと思っていました。

言い訳をするとすれば、
私が読んだ本は、「長靴下のピッピ」という題名だった(はず)。
これだと、「長靴 下」って切りませんか?え?きらない?ま、いいか。

今回英語のタイトルを見て、ようやく自分の勘違いに気がついたのでした。
長いくつしたを履いている女の子「ピッピ」だよ。ほら、挿絵のピッピは長い靴下を履いているじゃないの。なるほどね~。本当だ。