アデレード暮らし

2001年から南オーストラリア州のアデレードで暮らし始めた私の記録

バヌアツ旅行 2 - バヌアツ到着

シドニーでの飛行機ハプニングで思いもよらずニューカレドニアに立ち寄ることが出来たバヌアツ旅行第一日目でしたが、ようやく目的地であるバヌアツに到着出来そうな気配。

夜中の11時に、眠たいのを我慢してニューカレドニアのヌメアからバヌアツ航空8065便に乗り込みました。飛行時間は1時間。

飛行機は予定通りポートビラに到着しました。飛行機の窓からの景色は、真っ暗で何も見えない、わからない。

入国手続きを待っていると、ゲートの向こうから、なにやら軽快な音楽が。あれってもしかして、ガイドブックに載ってた、民族衣装を着た人達による歓迎の演奏?うわぁ(^^)早く見に行きたいなあ。でもなかなか前に進まないなあ。

もう夜中の12時をとっくに過ぎています。

彼らだって、そんなに遅くまで歌ってられないわよねぇ…
きっと一日中空港に居たんだろうし。

はい。二曲位演奏したら、帰っちゃいました(泣)
まだ入国手続きを待っている私達…
シーンとした空港。
寂しい………。
寂し過ぎる………。

姿だけでもみたかった………………。

ゲートから出て目にしたのは、ボーッとした顔つきの疲れ果てた旅行者達と、ホテルから来ているお迎えの運転手さんたち、それから、多分1番元気そうなのは、タクシーの運転手さんたち。

イリリキ?イリリキ?
はい、イリリキです。
こっちで待ってね。
はい、待ちます。もうあんまり頭が働きません。

これから泊まるのは、イリリキ・アイランド・リゾート。歩いて一周できるイリリキ島にあります。
以前は子供連れの宿泊は不可でしたが、そんな事を言っていられなくなったのか、あるいは経営方針をファミリーフレンドリー路線に変更したのか、家族連れ歓迎リゾートになりました。

イリリキ島全体がイリリキ・アイランド・リゾートの私有地です。
 
家族連れは島のこっちの方、ハネムーナーや大人だけのグループはこっちの方、と、島の中で住み分けされていました。なるほどね。

さて、静かになった空港で暫く待たされ、イリリキに向かう宿泊客が全員揃うと、車は走り出しました。

ブロロロロロ~

やっと来たわよ、バヌアツ。
静かだわね。
夜中の1時なんだから、当たり前か。
誰も歩いていないわね。
夜中の1時なんだから、当たり前か。

あら、ここはポートビラの中心?思ったよりも都会だわ。
首都だものねえ。

イリリキ島に渡るボート乗場は、ポートビラの中心にあります。

日中はきっと賑やかなんだろうな、と思われる所で降ろされ、
乗って下さ~い、のボートに乗らされ、
あれ?荷物は私達と一緒に乗せないの?
あら?あら?荷物ぅ~

と言う間もなくボートはみんなのスーツケースが並べられた桟橋からグングン離れて行きました。
一緒に乗ってる他のお客さんと目を合わせて、
「荷物、大丈夫かしら…」

心配ですが、海に飛び込むわけにもいかず、
これって、南米だったらもう荷物とは会うことないだろうな、と、言ったこともない地域のことを勝手に決めつけながら、イリリキ島に上陸したのでした。

荷物は次のボートでやってきましたが、どうして乗客と一緒に乗せなかったのか未だによくわかりません。スペース沢山あったのにさあ。

兎に角!

着きました。
バヌアツ(^^)♪

海の色?
わかりません。

空の色?
わかりません。

星ですか?
曇っててみえません。

島の様子?
さあ……

部屋の大きさ?
それならわかりますよ。
広くていい感じです。
シングルベッドが4つ、ソファーセットにキッチン、机もテーブルもあるのにまだまだスペースがあります。洗濯機も乾燥機も、食器洗い機もあります。家族連れにはもってこいです。

長い長い一日がようやく終わりました。