アデレード暮らし

2001年から南オーストラリア州のアデレードで暮らし始めた私の記録

クイーンズタウンからテ アナウまでの道のり

ダンナをルートバーン シェルターまで送り届けた後、ひたすら必死にクイーンズタウンまで戻ってきました。ゆっくりしてはいられません。明るいうちに170㎞離れたテ・アナウという町まで移動し、宿にチェックインしなければなりません。

さて、行くぞ~!

で?どういう道を行けばいいの?
6号線を南下して97号線に入って、94号線になったらTe Anauに着くよ。
オッケー。

えーっと、この町から南下するんだよね。南ってどっち?
Wanakaこっち、Invercargillあっち、という標識が見えます。

Wanakaってどっち?南?北?
Invercargillってどこにあるの??
ニュージーランドの都市の位置を全く把握していない母です。

最初の大きそうな町の名前は?
Kingstonかな。
そんなの案内に出てないよ。

あ、Invercargillっていうのが南にある大きな町だ。
じゃあ、まずはInvercargillの方へ行けばいいんだ。

あああ、そっちはWanakaに行っちゃうよ!
おおお・・・あぶないあぶない。

北に行ってどうする。南へ向かうのよ。

とかなんとか、町を出るのに少々手間取りましたが、いったん町から出てしまえばあとは一本道です。ひたすら走ります。

ブロロロロロロ~~~
ブゥゥゥゥ~ン~~~

景色はきれいなのですが、同じ景色です。ずっと。
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次女さん、車酔いでダウン。

どれくらい走った?
ぜんぜん標識が出てきません。
今どこ走ってるの?
この道の制限速度って何キロなの?
全く不明です・・・

そのうち、トイレ―
とか言い始めました。

ええええ???

・・・・

町はいつ出てくるんだ?

あ、町だ。

Kingstonという町に着きました。
なんと、Toiletという表示が!
あっちにいけばトイレがあるらしい。

あ、あった~。
娘さん二人は大喜びでトイレに行きました。

どっぽんトイレじゃなかったよ!きれいだったよ!
どっぽんって・・・それを言うなら、ぼっとんでしょ?
きれいなトイレで良かったね。

さて、ようするに今はKingstonにいるのね。まだまだ97号線は先だわねえ。

ええっと、Te Anauっていう案内が出てこないかなあ?
Invercargillに行ったらだめなのよ。Te Anauに行くんだから。
ちゃんと97号線を右に曲がらないとだめなのよ。
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あ!あった、97号線。
ああ、よかった。順調だわ。

次は94号線を右に曲がるのよ。

あ!あった、94号線。Te Anauこっちって書いてある。
ああ、よかった。これでTe Anauへ着ける。

クイーンズタウンを出発してから2時間。
なんだかんだと話をしながら、無事に女3人組はTe Anauへ到着しました。
(3:30pm)

で?どこに泊まるの?
Lake Front Lodgeだって。
湖の目の前にあるんだって、おとうさんが言ってたよ。

Te Anauの地図ある?
あ、そういえば、地球の歩き方に載ってた。
で?今どこにいるの?
ティーセンター?
それってどこ?

女3人、Te Anauに着いてからも、さらに あーだこーだと言いながら、なんとか無事に宿に着くことが出来ました。
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やれやれ。

チェックインを済ませ、
駐車スペースへ向かうと、なんと!!!縦列駐車で入れなければなりません。
ぎょおおおおおええええええ!!!
ワタクシ、縦列駐車が大の苦手です。というか、出来ません・・・
え=ん、、、と泣きながら、前後に車が止まっている間に一か八かで縦列駐車トライ!
お!!!おおおおお????
すっごぉぉぉい!一回で成功!
見ていた宿のおばちゃんに、パーフェクト!と言われ照れつつも、
2日後まで絶対に車は使わないぞーと心に決めました。

部屋に入ると、とてもアットホームなお部屋でした。

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あ~~~~、疲れた。
コーヒー飲みたぁぁぁい。
チップスでも食べよう。
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あ、明日の土ボタルの予約に行くんだった・・・
ほらほら、行くよー

幸い、土ボタルのツアーは宿から歩いてすぐのところで申し込むことが出来ました。
翌日4:15pmのツアーが一番早かったので、それに申し込むと、お子さんは無料でーす、と言われて驚きました。え?なんで?と思いながらも、ラッキー♡と大人一人分の料金を払い($79)、出発地点を確認して宿に戻りました。

疲れた疲れた、と、その後は宿でダラダラダラダラとして過ごし、夕食はパスタ(カルボナーラ)&サラダを作りました。
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でも・・・そのパスタソース(市販)のまずかったこと・・・・・・・・・
酸っぱいというか、塩気がないというか・・・
うえーーーん、これって罰ゲーム?
と一人で騒いで必死に塩を振りかけている母を横目に、娘たちは、悪くないよ、学校で食べるのに似てるよ、と食べていました。え・・・・?君たちの舌はどうなっているんだ・・・・

なにはともあれ、無事に着いて任務完了。