NZ旅行　テ・アナウで、まずはタカヘを見に行く

ニュージーランド　南島　旅行4日目

テ・アナウに何があるのかもさっぱりわからず、とりあえずトランピングへ行ったダンナを待つという目的で滞在中なのですが、テ・アナウ湖があって、景色は綺麗です。

テ・アナウ湖は南島最大、ニュージーランドでも2番目に大きい湖だそうで、地下水が流れ、鍾乳洞がある。土ボタルが見られるのも、その地下水が削った洞窟の中ということです。

土ボタルを見ればいいと言われても、その土ボタルを見るにはツアーに申し込まなければならず、そのツアーの時間が午後４時15分。

いくらなんでも　それまでぼけーっとするのは、この美しい景色と青い空の下、もったいなさすぎる。でも、何するの？

・・・

そうだ。そんなときは、ガイドブックを見てみよう。

日本語のも英語のも見てみましたが・・・

ようするに、何もないのよ、この街には。

あ・・・そんなこと言っちゃダメですね。

え～～～～と、ようするに、この街は、拠点なんですね。

私はそう理解いたしました。

ここを拠点に、ミルフォードサウンドへ行くとか、日帰りのトランピングに行くとか、フィヨルドランド国立公園へ行くとか、そんな感じみたいです。

でも、4時までどうしよう！？

娘さんたちは、宿でTV見てるのでもいいよ～、とか言っているのですが、

（実際、Ellenというアメリカの番組を見ながら大うけしているのでした・・・）

そんなんじゃダメよ！

ということで、行くわよ！テ・アナウ　ワイルドライフセンターへ！

何がいるの？

わかりません・・・

鳥がいるらしいです。

その昔、ニュージーランドには、ヘビとか哺乳類とか、鳥の天敵になるような生き物がまったくいなくて、８世紀に人間（マオリ族）が犬と共にやってくるまでは、鳥の楽園だったそうです。ものすごい種類の鳥がいたみたいです。天敵がいないから飛ぶことをやめた鳥も何種類もいたということだそうです。メッチャ見たかった・・・

鳥の楽園。。。

８世紀かああ・・・タイムマシンあったらなあ。

今でも、ヘビなど人間にとって怖い／危険な生き物は　いないそうです。だからトランピングが盛んなんでしょうね。山や森の中にゴソゴソ入って行って、サソリとか熊とか蛇とかいたら・・・怖い／嫌ですもんねえ。

で、話は戻りまして、ワイルドライフセンターですが、飛べない鳥、「タカヘ」というのがいるそうです。20世紀前半に絶滅したと考えられていたけど1948年に発見された、ということだそうです。

おおお。トキみたいなものね。

あ、いや、日本のトキは絶滅しちゃったんだった。

クニマスの鳥版ってことね。

宿のおばちゃんに訪ねてみたら、歩いて15分くらいよー。湖畔を歩いていけばいいのよ～と言うので、よぉし、行ってみよぉ～！

と、湖畔を歩き始めました。

歩き始めてすぐに、何やら赤い物体発見！！！

なんじゃありゃ？？？

おおおお、キノコだ！毒々しい色～～～～でも　かぁわぁいぃいぃ～～～～

あっちこっちに赤い物体が。

うぅわぁあ、こういう置物あるよね。綺麗だねー。

と、母だけ興奮。

娘さん達はさっさと行ってしまいます。

待ってよぉ～～～～～

15分位歩いたところにあったのは、ヨットクラブだかなんだかで・・・

違うじゃん・・・

丁度作業をしているおじちゃんがいたので、ワイルドライフセンターはもう少し先ですか？と尋ねると、そうそう、この茂みを抜けたところだよ、作業しているショベルカーがいるから、絶対に運転手と目が合ってから渡ってよ。と言われ、

子供達から、え～～・・・この中入っていくの？怖いぃぃぃ。トトロみたい・・・と言われながらも、茂みのトンネルへと入っていきました。

しばらく行くと、ショベルカーで作業をしているお兄ちゃん発見。さっきのおじちゃんに言われた通り、お兄ちゃんに手を振って、私たちはここよ！今から通るわよ！と意思表示してからショベルカーが掘っているデコボコ道を進みました。ショベルカーのすぐ横を歩きます。作業中のショベルカーのこんなにすぐ横を通るのって初めてだわ。安全対策がオーストラリアと比べると緩いのねぇ。これがオーストラリアだったら、ほぼ間違いなく通行禁止だわよ。規制が緩いってことだよなあ。みんな自己判断でキチンと行動出来るってことなのかなあ。何か起きた時に行政を訴える人がいないってことなのかなあ？ただ単に人口が少なくてのんびりしているってことなのかなあ？とか思いました。

さて、茂みを抜けると、ありましたありました。

宿から30分位歩いたんじゃないのかなあ？？

たぶん、私たち、裏口から入っちゃったんだと思います。

寄付こちら、というサインが目をひきました。