ニュージーランド旅行、6日目です。
今日はミルフォードサウンドという、ニュージーランドを代表する景色のひとつと言われている、氷河によって削られたフィヨルド地形がみられる場所へ向かいます。
天気が良ければ、360度素晴らしい眺めで、滝の数も数えきれず、神秘的なのだそうです。天気が良ければ、です。
イメージ写真↓
このミルフォードサウンドには、宿泊施設というものがほとんどなく、通常は日帰りまたは、クルーズ泊となるそうです。
道路もまったくないので、景色を見るには、クルーズに参加するしかありません。日帰りの人は昼間のクルーズに参加し、泊まる人は、夕方のクルーズに乗船して一泊します。
私たちは、クルーズ泊という選択をしました。
船の出航は午後4時です。
ミルフォードサウンド クルーズ:旅行会社のHPです。
https://www.realjourneys.co.nz/ja/旅の目的地/ミルフォード・サウンド/
テ・アナウから2時間位で到着してしまう距離にあるミルフォードサウンド。
あまり早く着いても暇だし・・・遅刻して乗り遅れるなんて絶対いやだし。。。
宿を10時にチェックアウトして、のんびりだらだらと出発しました。
とにかく雨の量が半端ないそうで、
ミルフォードサウンドだけ降水量が年間6000mmを上回るということでした。
晴れを期待する方が酷なのか・・・?
さて、出発です。
曇り空です。残念。
まずは、ミラー湖に立ち寄ります。
晴れていて無風であれば、湖面が鏡のようになって、「逆さ富士」のように山影が素晴らしい景色なのだそうですが、そうはいきませんでした。
中国からの観光客が沢山いました。
ミルフォードサウンドへ向かう観光バスが立ち寄るスポットの一つです。
昨日の目的地、ザ・ディバイドを通り過ぎ、さらに進みます。
だんだん、森が深くなります。
そして、ホーマートンネル(Homer Tunnel)(長さ1.2㎞)までやってきました。
ここまで来ると、小さな滝が沢山出現します。
ホーマートンネルは片側交互通行で、入り口には信号機があって、待ち時間が8分とか表示されていて、なんじゃそりゃ、といった感がありましたが、その間に、滝の写真を撮ったりしました。
よくまあ、このような長いトンネルを掘ったなあ・・・というのがトンネル内を通過している時の感想でした。18年かかったそうです。(1953年完成)
暗いよぉ怖いよぉ・・・の世界でした。
このトンネル、ミルフォードサウンドに向かって下っています。坂道のトンネルなんです。
トンネルを抜けると、そこは・・・
雨の国でした。
今まで見てきたニュージーランドの景色と全く違う、雨が多いんだろうな~と思わせる、大変寒そうな景色が広がっていました。あいにく、遠くまで見渡せません・・・
岩肌を流れ落ちる水の線が沢山ありました。あれは滝と呼ぶのか?それとも水の流れなのか?
気温も下がった気がします。
ああ、晴れてたらなあ~~~~
ザ・キャズム(The Chasm)という、急流によって浸食された奇岩が見られる場所に立ち寄りました。
苔が綺麗
ここの石も緑色をしていた
再び車に乗り、ガードレールも標識もない道を進みます。シダ系の植物が元気で、寒いし、雨は降って来たし・・・、ああ、これが雨が多いと言われるミルフォードサウンドかあ、と思いました。
そして、ミルフォードサウンドへ到着しました。
出航まで、まだ2時間もあります。
小雨交じりで散歩するところもないので、インフォメーションセンターでボケーっと時間をつぶしました。
そして、ようやく乗船です!
天気がなぁ・・・・~~~~~
つづく